バレーボールはじめての7回の練習
この無料プランでは、まったくの初心者のために、1回に1つのスキルを扱う7回の練習セッションを用意しています。ルール(1日目)、レセプション、トス、サーブ、アタック、ディフェンスと進み、7日目には短い試合をします。1日に1回ずつ進めても、時間をかけて同じセッションを必要なだけ繰り返してもかまいません。1週間で始めることはできても、それで上級者になれるわけではありません。各セッションは45〜60分です。1〜4日目はすべてひとりで行えます。5日目と6日目はスキルの一部だけをひとりで練習でき、7日目にはほかの選手が必要です。
- プランの期間
- 7セッション(どれでも繰り返し可)
- 1セッションの時間
- 45〜60分
- 主要スキル
- レセプション、トス、サーブ、アタック、ディフェンス
- 対象
- 1〜4日目はひとりでも可。5〜7日目のすべてを行うにはペアかグループ
今日のセッションを選ぶ
| セッション | 内容 | 時間 | ひとりで? |
|---|---|---|---|
| 1日目 | ルール、コートのゾーン、ローテーション | 約45分 | はい、すべて |
| 2日目 | レセプション(アンダーハンドパス) | 約50分 | はい、すべて |
| 3日目 | トス | 約50分 | はい、すべて |
| 4日目 | サーブ | 約50分 | はい、すべて |
| 5日目 | アタック:助走とジャンプ | 約50分 | 一部:トスされたボールを打つにはパートナーが必要 |
| 6日目 | ディフェンス:ブロックとディグ | 約50分 | 一部:アタッカーを読むにはパートナーが必要 |
| 7日目 | 試合と戦略 | 約60分 | いいえ:ほかに少なくとも3人の選手が必要 |
このプランの使い方
ひとりで練習する人にも、友達と練習する人にも、若い選手のグループを指導する人にも役立つプランです。1日に1セッションずつ行っても、間に休養日をはさんでも、次へ進む前に同じセッションを何回か繰り返してもかまいません。毎回10分間のウォームアップから始め、10分間で前回のセッションのスキルを復習します。各セッションには、ねらい、準備と時間配分、ひとりで行う方法とペア・グループで行う方法、次に進んでよいかを確かめるチェック、まだ難しい場合に繰り返す内容、そして詳しいレッスンや初心者向けの練習・一人でできる練習のドリルへのリンクがあります。1日目の前に、用具チェックリストで持ち物を確認し、プランの最後にある年齢別のネットの高さも見ておきましょう。
グループを指導する場合や紙で計画する場合は、白紙のセッション計画テンプレートで各セッションを準備し、かんたん観察シートで選手ごとにできることを記録できます(A4・レターサイズ。この計画を印刷したものではなく、白紙のテンプレートです)。
次に進む目安は、次に何をするかを決めるための練習の目安であり、合格しなければならないテストではありません。1つのセッションに長くとどまるのも、上達の自然な過程です。ひとりで行う方法は、スキルのうちひとりでできる部分の本当の練習になりますが、ほかの選手のボールを読んでプレーする練習の代わりにはなりません。
安全:5日目と6日目(ジャンプを伴う日)は、膝を曲げて両足で着地し、ジャンプやダイビングは自宅ではなく体育館やコートで行い、どこかに痛みを感じたら中止しましょう。体に痛みや張りがあるなら、7日目の前に休養日をとりましょう。
1日目:バレーボール入門
バレーボールのルール、構造、目的に慣れましょう。バレーボールは6人ずつの2チームで行い、各チームはボールをネット越しに返すために3回の接触が使えます。試合はセットを取ることで勝敗が決まり、FIVBルールでは5セットマッチです(多くのジュニアリーグでは3セットマッチ)。各セットは2点差をつけて25点先取で、最終セットは15点先取です。
注意すべきポイント:
- コートは縦18メートル、横9メートルで、両サイドのセンターラインから3メートルの位置にアタックラインがあります。
- 各チームはサーブ権を取り戻すたびに時計回りにローテーションします。
- 各チームは1つのサイドで3回のタッチが使えます(ブロックを除く)。
- リベロは後衛の守備のスペシャリストで、異なる色のユニフォームを着ます。リベロはサーブもブロックもできません。また、完全にネットの上端より高い位置にあるボールをアタックすることもできません。アメリカに関する注記:USA Volleyball、高校(NFHS)、NCAA女子のルールでは、1つのローテーションでサーブを打つことが認められています。NCAA男子のルールではリベロのサーブは認められていません。バレーボールのポジションも参照してください。
1回目の練習プラン
- ねらい
- 試合の流れについていけるくらい、基本的なルールとコートを理解します。1つのサイドで3回のタッチ、チームがいつどちら向きにローテーションするか、コートの6つのゾーン、リベロにできないことです。
- 準備と時間
- 約45分。ボールと広い場所。コートがあると便利ですが、なくてもかまいません。
- ひとりで行う場合
- このセッションはすべてひとりでできます。アニメーションの6-6基本ローテーションでローテーションを確認し、一人トスと一人パス(一人でできる練習から)は、屋外か、天井が高く近くに壊れやすい物のない場所で行います。
- ペア・グループで行う場合
- 実際のコートでローテーションを歩いて確認します。6人がそれぞれのゾーンに立って自分のゾーン番号を言い、誰かが「サイドアウト」とコールするたびに時計回りにローテーションします。
- 次に進む目安
- チームが何回タッチできるか、チームがいつどちら向きにローテーションするか、リベロにできないことは何かを説明でき、コート上でゾーン1〜6を指させること。
- まだ難しい場合は?
- もう一度ローテーションを歩いて確認し、ルールクイズに再挑戦します。2日目を始めながら、1日目に何度戻ってもかまいません。
- さらに詳しく
- バレーボールのルール、コートのゾーン、ローテーション作成。
2日目:レセプション(アンダーハンドパス)
サーブの後の最初の接触は、たいてい前腕を使ったパスです。攻撃を組み立て、リズムをコントロールするために欠かせません。
テクニック:
- 足を肩幅に開き、膝を曲げ、バランスのとれた姿勢をとります。
- 両手を組み(片方を握り、もう一方で包み込む)、親指をそろえて下に向けます。
- 腕はまっすぐしっかりと保ち、振らないようにします。
- ボールを前腕の平らな面(プラットフォーム)に当てます。
注意すべきポイント:
- 腕を振りすぎず、脚を使ってボールを上へ押し上げます。
- 常に足を動かして、ボールの後ろに入ります。
- 肩を膝より前に出し、ボールから目を離さないようにします。
2回目の練習プラン
- ねらい
- 安定したアンダーハンドパス:まず足でボールの位置へ動き、平らな面を作り、ボールを高くやわらかくターゲットの方へ上げます。
- 準備と時間
- 約50分。ボールとしっかりした壁、またはパートナー。
- 10分:ウォームアップ。
- 10分:1日目の復習(もう一度ローテーションを歩いて確認)。
- 25分:レセプション(下の「ひとりで行う場合」か「ペア・グループで行う場合」を選びます)。
- 5分:クールダウン。
- ひとりで行う場合
- 一人でできる練習の壁パス:近くに窓のないしっかりした壁から約3 m離れて立ち、自分でボールを投げ上げて、頭より少し高い位置に描いた枠へパスします。必要なら1回バウンドさせてもかまいません。続いてフットワーク+タッチ:2歩サイドステップしてパスし、サイドステップで戻ります。
- 次に進む目安
- パスがただ上がっているだけでなく、高くやわらかくターゲットへ向かうこと。練習の目安:約3 mの距離から、バウンドなしで壁パスが10回ほど続く。または対人パスで、パートナーが足を動かさずに額の上でキャッチできるパスが10本中7本ほど。またはバタフライパスで、3本中2本ほどのパスがターゲットでキャッチされる。
- まだ難しい場合は?
- 壁パスではバウンドを入れたままにする、少し近くに立つ、または投げられたボールを毎回キャッチし、自分で投げ上げてからパスします。このセッションを繰り返しましょう。レセプションは、いちばん時間をかける価値のあるスキルです。
3日目:トス
トスは2回目の接触で、アタッカーに理想的なボールを届けるためのものです。良いトスは力強い攻撃とチームワークを生み出します。
テクニック:
- 両手を額の上に構え、指を広げて三角形またはひし形を作ります。
- 手のひらではなく、指と親指の腹でボールに触れます。
- 脚を使って力を生み出しながら、腕を上へ伸ばし、高い位置で押し出します。
注意すべきポイント:
- ボールを持ち上げたり運んだりせず、素早くきれいに手から離します。
- 体を狙いの方向へ向け、肩をアタッカーに正対させます。
- 足を軽く保ち、素早くボールの下に入ります。
3回目の練習プラン
- ねらい
- きれいでやわらかいハンドリング:ボールが指から素早く離れ、回転がほとんどないまま、ターゲットへ上がります。
- 準備と時間
- 約50分。ボールとしっかりした壁、またはパートナー。
- 10分:ウォームアップ。
- 10分:2日目の復習(壁パスまたは対人パス)。
- 15分:壁に向かってトス(ひとりでもそうでなくても全員)。
- 10分:パートナーとトス、またはひとりでさらにトス(下を参照)。
- 5分:クールダウン。
- ひとりで行う場合
- 壁トス:壁から約1 m離れて立ち、高さ約3 mのラインより上へトスします。続いて一人トスと一人パスを行い、連続回数の自己ベストを数えます。
- 次に進む目安
- 手の動きを静かに保ち、ボールにほとんど回転をかけずに、壁の目標ラインより上へトスを続けられること。練習の目安:約1 mの距離から、10回ほど続けてトスできる。
- まだ難しい場合は?
- 額の上でトスの手の形のままボールをキャッチし、まっすぐ押し返します。または、もっと近くに立つか、手の動きが静かになるまで低めにトスします。そのうえでこのセッションを繰り返しましょう。
4日目:サーブ
サーブは、自分ひとりで完全にコントロールできる唯一のスキルです。誰かからボールをパスしてもらうことはありません。各ラリーの始まりであり、強力な武器になり得ます。
ルール 記載したルールブックで定められていること。 チームの約束事 このチームが選んだやり方。ほかのチームは別のやり方を選ぶこともあります。 練習のキーワード 練習用に簡単にした指示。
テクニック(アンダーハンドサーブ):
- エンドラインの後ろにターゲットの方を向いて立ち、打つ手と反対側の足を前に出します。
- 打たない方の手でボールを持ち、打つ手の側の腰の前、低い位置に構えます。
- 打つ腕をまっすぐ後ろへ引き、振り子のように前へ振りながら、体重を前足に移します。
- ルール: 打つ直前に、ボールを落とすか、持っている手から少し持ち上げて離し、ボールの下側の後ろ半分を手のひらの付け根か軽く握った拳で打ちます。ボールは打つ前にトスするか手から離さなければならないので、持っている手からそのまま打つのは反則です。 (FIVB 2025–2028、ルール12.4.1)
テクニック(オーバーハンドサーブ):
- 腕を伸ばしきった打点よりわずかに高い位置が頂点になるよう、打つ側の肩の少し前にコントロールしたトスを上げます。
- 腕を上へ伸ばし、肘を完全に伸ばした状態で、しっかりと開いた手でボールの中心を打ちます。
- 打ち終わりに、手と肩を狙いの方向へ向けます。
注意すべきポイント:
- 最初のうちは、パワーよりも安定性の方が大切です。
- ただネットを越えるだけでなく、常にゾーンを狙いましょう。
- 練習のキーワード: 毎回同じトスを上げましょう。このような立ったまま打つオーバーハンドサーブでは、打たずに落としたトスが、自分の少し前、打つ側の肩の線上に落ちるようにします。
4回目の練習プラン
- ねらい
- 繰り返せるサーブ:毎回同じルーティンと同じトスで、ただネットを越えるのではなく、自分で選んだコートのエリアに入れます。
- 準備と時間
- 約50分。ボール数個とネットのあるコート、またはしっかりした壁(ひとりで行う場合を参照)。
- 10分:ウォームアップ。
- 10分:3日目の復習(壁トス)。
- 5分:サーブのトス練習(トス20回、打たない)。
- 20分:コートの中ほどから始めるターゲットへのサーブ:10本を2ラウンド行い、1ラウンド目の得点を超えることを目指します。
- 5分:クールダウン。
- ひとりで行う場合
- サーブは完全にひとりで練習できるスキルです。コートとボールの入った袋があれば、一人でできる練習のトス練習を行い、次にアンダーハンドサーブの段階練習かターゲットサーブを行います。コートがなければ、トス練習をしてから、近くに窓のないしっかりした壁に向かって、ネットくらいの高さに引いたラインより上を狙ってアンダーハンドでサーブします。
- ペア・グループで行う場合
- 反対側にいるパートナーがサーブの前に毎回ターゲットのゾーンをコールし、ボールを転がして返します。グループでは順番にターゲットサーブを行います。
- 次に進む目安
- 狙ったところにサーブが入ることのほうが多いこと。練習の目安:アンダーハンドでは、自分で選んだ距離から10本中7本ほどが、2ラウンド続けてコートに入る。オーバーハンドでは、トスだけを20回行うラウンドで、15回ほどのトスが自分の少し前、打つ側の肩の線上にある、ディナー皿くらいの大きさの場所に落ち、さらにターゲットサーブの2ラウンド目が1ラウンド目を上回る。
- まだ難しい場合は?
- ネットに近づく、アンダーハンドサーブに戻る、またはボールが同じ場所に落ちるまでトスだけのラウンドを行います。このセッションは好きなだけ繰り返しましょう。サーブは繰り返すほど上達します。
- さらに詳しく
- サーブ、オーバーハンドサーブの打ち方、サーブの種類。
5日目:アタック
アタックは最もダイナミックで攻撃的なスキルです。タイミング、協調性、爆発的なパワーが求められます。
アタックの基本ステップ:
- 3歩の助走(右利きの場合は左・右・左)
- 最後の1歩で両腕を後ろに振り、ジャンプと同時に振り上げます。打つ腕は肘を高くして後ろに引きます
- 最高到達点で、開いた手でボールをとらえます
- 手首のスナップでボールを下方向へ導きます
注意すべきポイント:
- スピードやジャンプを加える前に、ゆっくりと正確なフットワークから始めましょう。
- 助走の間ずっとボールから目を離さないようにします。
- 最初から力任せに打とうとせず、まずタイミングとコントロールに集中しましょう。
- 膝を曲げて両足で、センターラインの自分側に着地し、どこかに痛みを感じたら中止しましょう。
5回目の練習プラン
- ねらい
- スムーズな助走と、バランスのとれた両足での踏み切りと着地で、打つ側の肩の前の高い位置でボールをとらえます。トスされたボールをネット越しに打つにはセッターか投げ手が必要です。その部分はここから始まり、このセッションの後も長く伸ばしていくものです。
- 準備と時間
- 約50分。コート、または走ったり跳んだりできる広さのある、平らで滑りにくい場所で行います。
- 10分:ウォームアップ。
- 10分:4日目の復習(ターゲットサーブ)。
- 15分:ボールを使わない助走ステップ:6回の助走を3セット、1回ごとに歩いて戻ります。
- 10分:投げ上げたボールを加えます(下の方法を参照)。
- 5分:クールダウン。
- ひとりで行う場合
- ボールを使わない助走ステップの後、自分でボールを高く、少し前方へ投げ上げ、助走してジャンプの最高点で両手でキャッチします。自宅の室内ではなく、コートか平らなグラウンドで行い、予定したセット数を守りましょう。限界:自分で投げ上げたボールでは、ほかの人のトスにタイミングを合わせる練習はできません。また、ネット越しに打つにはネットとパートナーが必要なので、ひとりの練習はキャッチまでです。
- ペア・グループで行う場合
- パートナーやコーチがやさしいボールを投げ上げ、ジャンプの最高点で両手でキャッチします。それが安定したら、投げ手がゾーン3から投げ上げ、スパイク練習(列)のようにボールをネット越しに打ちます。
- 次に進む目安
- 助走のステップがスムーズで、最後の2歩が素早く(右利きは右・左、左利きは左・右)、投げ上げられたボールをジャンプの最高点でキャッチし、膝を曲げて両足で着地できること。練習の目安:10回中8回ほどの助走がこの基準を満たす。
- まだ難しい場合は?
- 跳ばずにステップを歩き、声に出して確認してから、小さなジャンプを加えます。このセッションのフットワークの部分だけを繰り返しましょう。助走が身につくまでに何回ものセッションがかかるのは普通のことです。
6日目:ディフェンス(ブロックとフロアディフェンス)
ディグとブロックのやり方を知ることで、チームはラリーを続け、相手を苦しめられます。
ブロックのコツ:
- ネットの近くに立ち、両手を肩の高さくらいに上げて構えます。
- ネットに向かってではなく、まっすぐ上へジャンプします。
- 手を少し内側かつ下向きに傾けて、ネットを越えて差し込みます。
- 膝を曲げて両足でやわらかく、センターラインの自分側に着地し、素早く元の構えに戻ります。
フロアディフェンスのコツ:
- 重心を足の前側に置き、低い構えで備えます。
- アタッカーの体の向きや腕の動きに反応します。
- 前腕のプラットフォームを使って、速いアタックを上へそらします。
- 強打に対しては腕を少しだけ引いてボールの勢いを吸収し、プラットフォームを自陣コートの中央に向けて傾けます。
6回目の練習プラン
- ねらい
- 守備の2つの基本:ネット沿いに移動し、ネットに触れずにまっすぐ上へ跳んでブロックすること。そして、ただボールに触れるだけでなく、ターゲットに向かって高くディグすることです。
- 準備と時間
- 約50分。すべてを行うにはネットとパートナーかコーチ、ひとりで行う場合はしっかりした壁。
- 10分:ウォームアップ。
- 10分:5日目の復習(助走ステップ)。
- 15分:ブロックのステップ(下の方法を参照)。
- 10分:ディグ(下の方法を参照)。
- 5分:クールダウン。
- ひとりで行う場合
- ジャンプなしのブロックのステップ:壁にラインを引いて「ネット」に見立て、サイドステップやクロスステップのたびに、立ったまま両手を押し出して終えます。壁ディグ:しっかりした壁に向かってボールを強く投げ、跳ね返ってきたボールを壁に打ち返さず、高く上へディグします。立ったまま行い、ひとりでダイビングやスプロールはしないでください。限界:この練習でフットワークと面は鍛えられますが、アタッカーを読むことや実際のアタックをブロックすることはできません。それにはパートナーかアタッカーが必要です。
- ペア・グループで行う場合
- ネットを使ったブロックのステップ:4〜6回のジャンプを3〜4セット、十分に休みながら行います。パートナーやコーチがコントロールしたボールを打つターゲットへのディグ(1回の順番で5〜8本)。パートナーはいるが打ってくれる人がいなければ、代わりにペッパーをしましょう。
- 次に進む目安
- ブロックでまっすぐ上へ跳び、ネットに触れずに自分側に両足で着地できること(ひとりの場合:正対して止まり、壁のラインで両手をしっかり押し出せること)。そして、ディグがただボールに触れるだけでなく、ターゲットに向かって高く上がること(ひとりの場合:壁からのボールのディグが、まっすぐ壁に戻らず高く上がること)。練習の目安(パートナーと行う場合):1回の順番5〜8本のディグのうち、半分ほどがトスできるボールになる。
- まだ難しい場合は?
- ジャンプせず、サイドステップだけでブロックします。パートナーに打つのではなく投げてもらうか、壁へのボールをもっとやさしく投げます。このセッションを繰り返しましょう。アタッカーを読めるようになるには、ほかの選手と何回もセッションを重ねる必要があります。
- さらに詳しく
- ブロック、ディグ、ターゲットへのディグ。
7日目:試合と戦略
いよいよプレーの時間です。基本的なローテーション、ポジション、チームワークを理解することが、身につけたスキルを効果的な試合の戦略に変えるために欠かせません。サーブの瞬間にローテーションが正しい位置になるよう、オーバーラップの反則も覚えましょう。
試合で練習すること:
- ローテーション:サイドアウトのたびに、どこへ動くかを覚えます。
- レセプション:声をかけ合い、役割を分担します。
- トランジション:守備から攻撃へスムーズに移ります。
- ボールのコール:常に声を出します(「オーライ!」「お願い!」「アウト!」)
- 3回のタッチを使う:最初の接触でボールを相手コートへ返すのではなく、レセプション→トス→アタックを目指します(3回は上限であり、必ず使わなければならないわけではありません)。
ラリーポイント制で15点の短い試合をしましょう。人数が少ないときは、少人数のゲーム(小さめのコートで2対2や3対3)にすると、全員がボールに触れる回数が増えます。勝つことよりも、チームワーク、努力、正しい技術を優先します。
7回目の練習プラン
- ねらい
- 短いラリーの中でスキルを組み合わせます。正しい位置へローテーションし、ボールをコールし、レセプション→トス→アタックを目指します。
- 準備と時間
- 約60分。ネットのあるコートと、自分以外に少なくとも3人の選手。
- 10分:ウォームアップ。
- 10分:ここまででいちばん難しく感じたスキルを復習します。
- 35分:2〜4人のチームでクイーン・オブ・ザ・コートを15〜20分、その後15点の短い試合。
- 5分:クールダウン。次に取り組むスキルを1つ決めましょう。
- ひとりで行う場合
- 試合にはひとりで行う形がありません。このセッションにはほかの選手が必要です。ひとりのときは、2〜4日目の壁とサーブの練習を繰り返し、試合を観戦しましょう。1つのチームのローテーションを追い、最初の接触を誰がとるべきかを言ってみます。
- ペア・グループで行う場合
- 4人なら小さめのコートで2対2、6〜8人なら3対3かクイーン・オブ・ザ・コート、12人なら6対6を行います。
- 次に進む目安
- レセプション→トス→アタックで短いラリーを続けられ、ボールをプレーする前に「オーライ」とコールでき、サイドアウトの後に正しい位置へローテーションできること。
- まだ難しい場合は?
- 2回目の接触でキャッチを認める、小さめのコートで行う、またはサーブの代わりにやさしく投げたボールで各ラリーを始めます。そのうえでこのセッションを繰り返すか、いちばんうまくいかなかったスキルのセッションに戻りましょう。
- さらに詳しく
- ポジション解説、オーバーラップの反則、クイーン・オブ・ザ・コート。
次のステップ
どのセッションも必要なだけ繰り返し、いちばん難しく感じたスキルに多めの時間をかけましょう。安定してプレーできるようになるには、7回よりもずっと多くのセッションが必要です。そのうえで、各セッションの「さらに詳しく」に挙げた詳しいガイドでさらに深く学びましょう。
年齢別のネットの高さ
- FIVB 公式 男子: 2.43メートル(7フィート11⅝インチ)
- FIVB 公式 女子: 2.24メートル(7フィート4⅛インチ)
- 混合(USA Volleyball): 2.43メートル(7フィート11⅝インチ)。リバース混合では女子と同じ2.24メートル(7フィート4⅛インチ)を使い、レクリエーションのリーグでは独自の高さを決めることもあるので、所属リーグに確認しましょう
- 15〜18歳の男子: 2.43メートル(7フィート11⅝インチ)
- 13〜18歳の女子: 2.24メートル(7フィート4⅛インチ)
- 13〜14歳の男子: 2.24メートル(7フィート4⅛インチ)
- 11〜12歳の男子・女子: 2.13メートル(7フィート)
- 10歳以下: 女子1.98メートル(6フィート6インチ)、男子2.13メートル(7フィート)
FIVBルールが定めているのは一般(成人)の高さだけで、ここでの年代別の高さは USA Volleyball のジュニア向けガイドライン(アメリカ)に基づいています。多くの国の競技団体が、ジュニア向けのネットの高さやボールの推奨を公表しています(例:USA Volleyball、Volleyball England、Volleyball Canada)。自分の国の競技団体に確認しましょう。
よくある質問
7日間でバレーボールを覚えられますか?
7回のセッションで、すべての基本スキルを試し、簡単な試合をすることはできますが、身につけるには足りません。安定してプレーできるようになるには、ずっと多くのセッションが必要です。どのセッションも必要なだけ繰り返し、いちばん難しく感じたスキルに多めの時間をかけましょう。
このプランはひとりでもできますか?
1〜4日目は、ボールとしっかりした壁かコートがあれば、すべてひとりで行えます。5日目と6日目には、助走、自分で投げ上げたボールのキャッチ、ブロックのステップ、壁ディグといったひとりでの練習がありますが、トスされたボールを打つこと、アタッカーを読むこと、実際のアタックをブロックすることにはパートナーが必要です。7日目にはほかの選手が必要です。
次の日に進む準備ができていない場合はどうすればいいですか?
そのセッションを繰り返すか、易しい方法を使いましょう。次に進む目安は、次に何を練習するかを決めるための目安であり、テストではありません。多くの初心者は、1つのスキルに何回ものセッションをかけています。
バレーボールのチームは何人の選手で構成されますか?
コートに同時に立つのは1チーム6人です。各チームはボールをネット越しに返すために3回の接触が使えます。
バレーボールの公式のネットの高さはどのくらいですか?
FIVB 公式のネットの高さは、男子が2.43メートル(7フィート11⅝インチ)、女子が2.24メートル(7フィート4⅛インチ)です。USA Volleyball の混合では男子と同じ高さ、リバース混合では女子と同じ高さを使い、レクリエーションのリーグでは独自の高さを決めることもあります。USA Volleyball のジュニアでは、15〜18歳の男子が2.43メートル(7フィート11⅝インチ)、13〜18歳の女子と13〜14歳の男子が2.24メートル(7フィート4⅛インチ)、11〜12歳の男子・女子が2.13メートル(7フィート)、10歳以下では女子が1.98メートル(6フィート6インチ)、男子が2.13メートル(7フィート)を使います。