試合前にコートで円陣を組む青いユニフォームの男子バレーボールチーム

バレーボールのチーム練習

チーム練習では、レセプション、ディグの後の切り替え、ラリーを決めきることといった実際の試合の場面を、選手たちが一緒に解決します。ほとんどの練習は8〜14人で行い、少人数でできるものもあります。 特に良いのは、2本連続でラリーを取るなど、伸ばしたいことが報われる得点方法をとる練習です。技術のウォームアップが済んでから、練習の後半に行いましょう。

練習の数
5
必要な人数
8〜14人
用具
コート全面、ネット、ボール10個以上
1回の目安時間
20〜30分
おすすめの対象
ポジションが決まっているチーム

各チーム6人です。チームA(青)は5-1のフォーメーションでレセプション、チームB(オレンジ)がサーブします。

S = セッター、OH = アウトサイドヒッター、MB = ミドルブロッカー、OP = オポジット、L = リベロ(黄)。

  1. チームBがゾーン1のエンドラインの後ろからサーブし、チームAがレセプションします。
  2. セッターのターゲットへパスし、セッターはゾーン4のアウトサイドヒッターへトスを上げます。
  3. アタッカーがクロスへ打ちます。
  4. チームBは自分たちのセッターのターゲットへディグします。これでチームBはトランジションに入り、アタッカーは助走のためネットから下がります。
  5. トランジション攻撃:チームBはゾーン4のアタッカーへトスを上げて打ち返します。ボールが床に落ちるまでラリーは続きます。

練習を選ぶ

ねらい練習人数レベル時間
ラリーを連続で取る(安定感)6対6ウォッシュ10〜14人中級者15〜25分
易しいボールを得点にするフリーボールからの切り替え6〜12人初心者〜中級者10〜20分
プレッシャーの中でサーブをパスするレセプション・トライアングル5〜12人中級者12〜15分
大事な場面で良いサーブを打つプレッシャー下のサーブ4〜14人初心者〜中級者10〜15分
楽しく、たくさん触れる競争クイーン・オブ・ザ・コート6〜20人以上(1チーム2〜4人)初心者〜中級者15〜20分

練習メニュー

6対6ウォッシュ

2チームが、連続でラリーを取って「ビッグポイント」を獲得することを目指します。

  • チーム、試合形式、スパイク、ブロック、ディフェンス
  • 中級者
  • チーム
  • 15〜25分

フリーボールからの切り替え

コーチが易しいボールを送り、チームがパス、トス、攻撃をインシステムで行います。

  • チーム、ディフェンス
  • 初心者〜中級者
  • チーム
  • 10〜20分

クイーン・オブ・ザ・コート

全員が競い合い続けられる、少人数制の勝ち抜きゲーム。

  • チーム、試合形式
  • 初心者〜中級者
  • 少人数/チーム
  • 15〜20分

このグループの練習の選び方と進め方

  • 試合で見えた課題で選ぶ。レセプションの後のラリーを落とす:6対6ウォッシュ。やさしいボールを無駄にする:フリーボールからの切り替え。レシーブが崩れる:レセプション・トライアングル。大事な場面でサーブをミスする:プレッシャー下のサーブ。触る回数が少ない、または元気がない:クイーン・オブ・ザ・コート。
  • 変えるのは一度に一つだけ。最初のボールを難しくする(コーチの投げたボール、次にフリーボール、次にサーブ)、人数を変える、得点のルールを変える、のいずれか一つにし、一度にすべてを変えないようにします。
  • 結果だけでなく判断を見る。パスが良いときに3回のタッチを使い、良くないときには安全で深いボールを返したでしょうか?相手のミスで取ったラリーからは、あまり多くのことはわかりません。
  • 安定してできたら先へ進み、できなければ一段階戻す。各練習のページには「次の段階へ進む目安」があります。その数字は練習の目安なので、チームに合わせて調整しましょう。

指導の基本原則

  • 伸ばしたいことに得点を与える。切り替えを良くしたいなら、ディグの後のラリーを取ったときにボーナスポイントを与えます。
  • 試合形式の練習は練習の後半に。スピードとプレッシャーの中でも技術が崩れないかを確かめる場です。
  • 全員を動かし続ける。選手を入れ替えて、誰も長く待たないようにします。余った選手はサーバーやボール出しの役にします。
  • 自分たちのシステムを知る。選手は自分がどこからスタートし、どこへ動くかを知っておくべきです。5-1システム、6-2システム、4-2システムを参照してください。
  • 修正は短く。ラリーの合間には長い話ではなく、短いキーワードを1つだけ伝えます。

安全

コート全面を使う練習では、動きが速く、選手同士が近くなります。ボールを呼ぶ声かけを教え、転がったボールをコートから出し、ボールが転がってきたらプレーを止めましょう。よくあるけがも参照してください。

健康に関する注意: これは一般的な情報であり、医学的な助言ではありません。若い選手は資格のあるコーチの指導のもとでトレーニングし、痛みやけがのある人は医師または理学療法士に相談してください。

動画:カーチ・キライによる6対6の試合形式の練習

GAME-LIKE Practice 101: 6v6 Bonus | DRILLS to Optimize Player Development with Karch Kiraly

英語の動画 · YouTubeで英語の自動字幕を利用できます
ここに注目:カーチ・キライが6対6の「ボーナス」ゲームを指導。同点から始め、自チームのサーブでラリーを始めて設定したテーマを達成するとボーナスポイントが入ります。

動画:YouTubeのUSA Volleyball。Learn Volleyはこのチャンネルとは関係がありません。

よくある質問

チーム練習には何人必要ですか?

ほとんどの6対6の練習には12人必要ですが、4対4や5対5で行うか、コーチが片方のサイドを務めれば8〜10人でも行えます。

「インシステム」とはどういう意味ですか?

パスが十分に良く、セッターがどのアタッカーでも選べる状態のことです。アウトオブシステムは、セッターの選択肢が少ない状態を指します。

毎回同じチームが勝つのを防ぐにはどうすればよいですか?

チームを組み替える、弱い側に最初から1点を与える、ラウンドごとに選手を入れ替える、といった方法があります。