アンダーハンドサーブの段階練習
この段階練習では、ネットの近くから始めて1ラインずつ下がりながら、アンダーハンドサーブを覚えます。選手はまず、ボールが楽にネットを越えるアタックラインからサーブし、決められた本数のサーブが成功するたびに1段階下がって、最後はエンドラインの後ろからサーブします。ルールどおり、ボールは打つ前に必ず持っている手から落とすか、少し浮かせて離します。
- 重点
- アンダーハンドサーブ
- レベル
- 初心者
- 人数
- 1人以上
- 時間
- 10〜15分
- 用具
- ネット、ボール、コーン
目的
安定したアンダーハンドサーブを身につけます。毎回同じ構え、スイング、ボールの離し方でサーブし、だんだん遠くからでもボールがネットを越えてコートに入るようにします。
準備
- 人数:1人以上。ペアで行うのがおすすめです。ネットの両側に1人ずつ立ち、交互にサーブし合います。
- 用具:ネット、サーバー1人につきボール1個(一人で行う場合はもっと多く)、サーブラインの目印にするコーンまたはテープ。
- スペース:コート1面、またはグループごとにコートの半面。
- 時間:10〜15分。
両側に3本のサーブラインを決めます。ネットから3 mのアタックライン、ネットから約6 mのコーンのライン、ネットから9 mのエンドラインです。試合では、サーブはすべてエンドラインの後ろから打ちます。手前のラインは練習専用です。技術についてはサーブをご覧ください。
進め方
- アタックラインにネットの方を向いて立ち、打つ手と反対側の足を前に出します。
- 打たない方の手でボールを持ち、打つ側の腰の前の低い位置に構えます。打つ手は平らに固めた手のひらか、軽く握ったこぶしにします。
- 打つ腕をまっすぐ後ろへ引き、振り子のように前へ振りながら、体重を前足に移します。
- 当たる直前にボールを落とすか、持っている手から少し浮かせて離し、手のひらの付け根でボールの下側の後ろ半分を打ちます。
- ターゲットへ向けてフォロースルーします。パートナーはボールをキャッチし、自分の側からサーブを返します。
- 5本サーブします。5本中3本がネットを越えてコートに入ったら、次のラインへ下がります。最後はエンドラインの後ろからサーブします。
得点のつけ方
コートに入ったサーブ1本につき1点です。ラインがそれぞれレベルになります:アタックライン、コーンのライン、エンドライン。選手は5本中3本が入った最も遠いラインを記録し、次の練習でそれを超えることを目指します。
指導のキーワード
- 「離してから打つ」打つ手が触れる前に、ボールが持っている手から離れるようにします。
- 「振り子のスイング」打つ腕は腰の近くを通り、まっすぐ後ろへ引いてまっすぐ前へ振ります。
- 「踏み込んで振る」腕を前へ振るのに合わせて、体重を前へ移します。
- 「手のひらの付け根」指ではなく、手の固い付け根の部分で打ちます。
- 「ターゲットへフィニッシュ」打ち終わった腕が、ボールを送りたい方向を指すようにします。
よくあるミス
- 持っている手からボールを直接打つ。これは反則です。ボールはトスするか手から離してから打たなければなりません。直し方:まずネットなしで、「離して打つ」動作をゆっくり練習します。
- ボールを高くトスする。サーブのたびにタイミングが変わり、手が空振りします。直し方:手から少し離れる程度に、小さく低く落とします。
- サーブがネットにかかる。直し方:ボールの少し下を打ち、フォロースルーを高くします。
- サーブが長くなりアウトになる。直し方:腕をもっとやさしく振り、ボールの後ろ側をとらえて押し出すように打ちます。
- 体の前を横切るように振る。ボールが横へ曲がってそれます。直し方:ターゲットへまっすぐ振ります。
易しくする・難しくする
- 易しく:ネットのない広い場所で、約4.5 m離れたパートナーへサーブする。
- 易しく:アタックラインより近くから始めるか、軽いボールを使う。
- 易しく:年齢の低い選手にはネットを低くする。
- 難しく:エンドラインから、コートの左半分か右半分を狙う。
- 難しく:フラフープやタオルを狙ってサーブし、当たればボーナス点にする。ターゲットサーブをご覧ください。
- 難しく:終わる前に、エンドラインの後ろから5本連続でサーブを入れる。
安全
サーブは、反対側の選手が準備できていて、こちらを見ているときだけ打ちましょう。ボール拾いは、ほかの人がまだサーブしている間ではなく、全員一斉に行います。
健康に関する注意: これは一般的な情報であり、医学的な助言ではありません。若い選手は資格のあるコーチの指導のもとでトレーニングし、痛みやけがのある人は医師または理学療法士に相談してください。
よくある質問
アンダーハンドサーブはルール上認められていますか?
はい。ルールでは、ボールをトスするか手から離した後に、片手または腕で打つことが求められています。ボールを持っている手の中にあるうちに打つと反則です。
初心者はどこからサーブすればよいですか?
ネットから3 mのアタックラインから始め、サーブが入るようになったら下がります。試合では、エンドラインの後ろからサーブしなければなりません。
何本入ったら下がればよいですか?
5本中3本というのがシンプルな目安です。グループに合わせて、難しくしたり易しくしたりしましょう。
オーバーハンドサーブはいつ覚えればよいですか?
エンドラインの後ろからのアンダーハンドサーブがほぼ毎回入るようになったら、良いタイミングです。