指導用具・練習用具

価格帯:低価格帯(ほとんどの指導者が自分で買える小物) · 中価格帯(チーム用の用具) · 高価格帯(通常はクラブや学校が費用を出す大型の用具) · クラブ購入(ボールマシンなどの大型設備)。価格は国によって大きく異なります。

最終確認:2026年10月。

バレーボールの練習のほとんどは、十分な数の良いボール、空気入れと圧力計、コーン、笛があれば足ります。スパイク練習器具、ターゲット、ブロッキングパッドなどの練習用具は、1つの技術を何度も繰り返すのに役立ちます。ボールマシンは強力ですが高価なので、通常はクラブや学校が購入します。まずボール、便利グッズはその後、という順番でそろえましょう。

最初に買うべきもの
十分な数の良いボール
ひとり練習
リバウンドネット、壁
技術の反復
練習器具、ターゲット、パッド
ボールマシン
クラブ購入

かんたん比較

モデル おすすめ 価格帯 備考
Sports Attack “Attack” 学校、大学、クラブのチーム クラブ購入 2輪式、ドライブ回転または無回転。大きくて重い
Sports Attack Skill Attack ジュニアクラブ、個人トレーナー クラブ購入(エントリーモデル) 発射位置が低く固定。革製ボール専用
AirCAT コードレスでのトスとカバーの練習 クラブ購入(価格は要問い合わせ) 空気圧式の送球、10球フィーダー
Tandem Sport Spike Trainer 腕の振りとミート 中価格帯 持つ人が必要
Tandem Sport Handheld Target パスとトスの正確性 中価格帯 伸縮式ポールの先にネット付きリング
Tandem Sport Pass Rite パスで腕を振ってしまう初心者 低価格帯 短時間の反復練習のみ
Tachikara TB18 “The Setter” 手の力をつけたいセッター 低価格帯 トス練習専用
Bownet Volleyball Practice Station フルコートなしでのサーブ、トス、スパイク 高価格帯 ひとりでパス練習する人にはボールが返ってこない
Tandem Sport ブロッキングパッド 台の上から指導者がアタッカーを「ブロック」する練習 中価格帯 ハンドストラップ付きの硬いフォームパッド
Park & Sun Sports Spectrum Classic 屋外や公園での練習 高価格帯 ジュニア向けの低い高さはなし
Tachikara ハンモック型ボールカート(BC-HAM) 練習用ボールの保管と持ち運び 中価格帯 24球収納、平らに折りたためる

ジュニアの新人指導者向けスターターキット

優先順位の高い順に:

  1. 十分な数の良いボール:理想は1人1球、少なくとも2人に1球。12歳以下には軽量ボールを使いましょう(ボール)。
  2. 予備の針付きの手動空気入れと圧力計。
  3. メッシュのボールバッグ、またはクラブが費用を出してくれるなら折りたたみ式ボールカート。
  4. コーンや平たいディスクマーカー(ターゲット、ゾーン、ドリルのラインに)。
  5. 笛、クリップボードまたは作戦ボード、ビブス。
  6. 瞬間冷却パック入りの救急セットと、選手全員分の緊急連絡先シート。
  7. 無料の統計アプリと、練習を撮影するためのスマートフォン用三脚。
  8. 予算に余裕ができたら:ブロッキングパッド、ハンドヘルドターゲットまたはスパイク練習器具、アジリティラダー、縄跳び。

後回しでよいもの:ボールマシン、ネット取り付け型のブロック器具、高価な練習ステーション。

ボールマシン

  • ホイール式かエアー式か:ホイール式は回転するホイールでボールを送り出し、ドライブ回転や無回転をかけられます。エアー式は圧縮空気でボールを打ち出します。
  • 発射位置の高さが重要:発射位置が高いほど、実際のサーブやアタックに近くなります。
  • ジュニアには速ければよいわけではない:速度の低いマシンのほうが練習しやすくなります。
  • 電源とボール:ほとんどのマシンはコンセントからの電源が必要で、革製ボール専用と指定しているメーカーもあります。購入前に確認しましょう。

Sports Attack "Attack"

  • クラブ購入

おすすめ: 学校、大学、クラブのチーム。全速でのサーブレシーブとディグ。

主な特徴

  • 2つの送球ホイールでドライブ回転や無回転をかけられる
  • 発射位置を調整でき(約1.8 m〜2.8 m)、男子と女子のどちらのネットの高さにも対応
  • トスやアタックも出せる

注意点: 大きくて重いので、体育館での保管場所と専任の操作担当者が1人必要です。

同シリーズには Attack II(女子の高さ向けバージョン)と Total Attack(トップレベル向け)もあります。

Sports Attack Skill Attack

  • クラブ購入(エントリーモデル)

おすすめ: ジュニアクラブ、個人トレーナー、予算が限られている場合。

主な特徴

  • 速度は低めで、発射位置は約1.6 mで固定
  • ヘッドが回転し、さまざまなゾーンを狙える
  • 脚が外れるので車に積める

注意点: 発射位置が低いため、年長の選手には試合らしさに欠けます。革製ボール専用です。

AirCAT

  • クラブ購入(価格は要問い合わせ)

おすすめ: コードレスでのトスとカバーの練習。

主な特徴

  • 空気圧式の送球、充電式バッテリー、10球フィーダー

注意点: レビューでは、強いサーブレシーブ用ではなく、トスマシンとして使うのが最適とされています。

スパイク・パス・トスの練習器具

  • ポールで固定したボールを使えば、セッターなしで助走とミートを繰り返し練習できます。
  • ターゲットは正確性を高めます。
  • 重いセッター用ボールは通常サイズですがずっと重く、手の力をつけるためのものです(トス練習専用)。

Tandem Sport Spike Trainer(クラシックまたは折りたたみ式)

  • 中価格帯

おすすめ: キャンプや練習で腕の振りとミートを教えるとき。

主な特徴

  • 持つ人が決めた高さでポールの先にボールを固定する。折りたたみ式はコンパクトに収納できる

注意点: 持つ人が必要で、止まったボールでは実際のトスに合わせるタイミングは練習できません。

Tandem Sport Handheld Target

  • 中価格帯

おすすめ: パスとトスの正確性。

主な特徴

  • 伸縮式ポールの先に41 cmのネット付きリング

Tandem Sport Pass Rite

  • 低価格帯

おすすめ: パスで腕を振ってしまう初心者。

主な特徴

  • 手首のカフから足首までつながるゴムバンドが、腕を上に振り上げるのを抑える

注意点: 短時間の反復練習にだけ使いましょう。

Tachikara TB18 "The Setter"

  • 低価格帯

おすすめ: 指と手の力をつけたいセッター。

主な特徴

  • 公式サイズで、試合球より約75%重い

注意点: トス練習専用で、スパイクやディグには絶対に使わないでください。少しずつ慣らしていきましょう。

Bownet Volleyball Practice Station

  • 高価格帯

おすすめ: フルコートなしでのサーブ、トス、スパイクの練習。

主な特徴

  • 公式の高さの短いネット、背の高いバリアネット、ボールを受け止める袋
  • 数分で設置できる

注意点: 家庭用としては高価で、ひとりでパス練習する人にはボールが返ってきません。

リバウンドネット(特定のおすすめなし):フレームに張った伸縮性のあるネットで、通常は1.2 × 2.1 mほどの大きさがあり、ボールを跳ね返してくれるので、ひとりでパスやトスの練習ができます。ほとんどがノーブランド品なので、頑丈なフレーム、複数の角度調整、地面に固定するペグがあるものを選びましょう。トスやパスの練習には、ただの壁でも十分です。

リバウンドネットや壁を使った一人練習は「一人でできる練習」をご覧ください。

ブロックとネットの設営

Tandem Sport ブロッキングパッド(長方形または円形)

  • 中価格帯

おすすめ: 台の上の指導者が、安全かつ安定してアタッカーを「ブロック」する練習。

主な特徴

  • ハンドストラップ付きの硬いフォームパッド

Park & Sun Sports Spectrum Classic

  • 高価格帯

おすすめ: 屋外や公園での練習。

主な特徴

  • ボタン式で男子・男女混合・女子の高さに切り替えられる伸縮式アルミポール
  • 境界ロープと収納バッグ付き

注意点: ジュニア向けの低い高さはありません。境界はレクリエーション用で約9.1 × 18.3 m と、公式コート(9 × 18 m)より少し大きめです。

Tachikara ハンモック型ボールカート(BC-HAM)

  • 中価格帯

おすすめ: チームの練習用ボールの保管と持ち運び。

主な特徴

  • 24球を収納でき、平らに折りたたんでバッグに入れられる
  • ネット取り付け型のブロック器具(Tandem Block Blaster または Bungee Blocker)は、アタッカーがかわして打つための固定されたブロックになります。価格帯:中〜高価格帯。
  • あると便利なもの:アンテナ、屋外コート用の境界ライン、ネットの高さを測る棒。公式の規格では、ネットの上端は男子2.43 m、女子2.24 mで、アンテナは長さ1.80 m、ネットから80 cm上に出ます。コートの寸法をご覧ください。

アジリティとコンディショニング

  • 安くて使い道が多いもの:コーン、アジリティラダー、ミニハードル、縄跳び、リアクションボール、トレーニングバンド(低〜中価格帯)。ブランドにこだわる必要はありません。
  • プライオボックス:年少の選手や始めたばかりの選手には、柔らかいフォーム製のボックスを選び、低く保ちましょう。指導現場でよく使われる着地テストでは、高さ15–46 cmのボックスしか使いません。

根拠からわかること

  • 筋力・コンディショニングの専門家(米国の NSCA など)は、プライオメトリクスのトレーニングについて、適切に指導・監督され、段階的に進め、ダイナミックウォームアップの後に連続しない日に週2–3回行うのであれば、若い選手にとって安全で価値があると考えています。
  • 研究によると、着地技術のトレーニングは着地時の膝と股関節の曲がりを大きくし、ACL(前十字じん帯)損傷につながる膝の内側への崩れを減らします。

プライオメトリクスとよくあるけがをご覧ください。

指導ツール:統計、動画、救急

  • 統計アプリ:SoloStats には、スマートフォンやタブレットで統計をつけられる無料プランがあります。有料プランでは複数端末での使用やデータの書き出しが可能です(現在の価格はメーカーのサイトで確認してください)。
  • AI による動画分析:Hudl Balltime(Balltime は2025年に Hudl に加わりました)は試合の動画を統計とハイライトに変換します。Hudl Assist は、Hudl のスタッフが映像にタグ付けしてくれるサービスです。
  • アナログの必需品:笛、クリップボードまたはマグネット式作戦ボード、印刷したローテーション表(フォーメーション)、タイマー、ビブス。
  • 救急セット:
    • 選手全員分の緊急連絡先カード
    • 手袋
    • 瞬間冷却パック
    • 伸縮包帯と三角巾、ガーゼ、絆創膏、テーピングテープとアンダーラップ
    • 消毒薬、はさみ、ピンセット、洗眼液、手指消毒剤
    • CPR マスク
    • 地域の緊急通報番号と、最寄りの病院の救急外来の住所
    中身は定期的に確認しましょう。
  • 脳しんとうの研修:脳しんとうに関する講習を受けましょう。多くの国の連盟やスポーツ団体が実施しています。米国では、無料の例として CDC の指導者向けオンライン講座「HEADS UP to Youth Sports」があります。

安全

ボールマシン:

  • 必ず大人が監督し、操作は一度に1人だけ
  • 手、髪、ゆったりした衣服をホイールに近づけない
  • ボールが詰まったら、取り除く前に電源を切ってプラグを抜く
  • マシンの前を誰も歩かない
  • 最初に試し打ちをする
  • ガードは外さない
  • マシンを水、濡れた床、湿ったボールから遠ざける
  • きちんとアース(接地)されたコンセントと、マシンの定格に合った高耐久の延長コードを使う

ジュニアとボールマシン:低速から始めて反応する距離を十分にとり、少しずつ速度を上げましょう。

毎回の練習の前に:ネットのワイヤーと支柱の保護パッド、アンテナと固定具、カートやスタンド、ボールの空気圧を点検し、床が乾いていて転がっているボールがないことを確認しましょう。

これらの技術を練習するには「練習メニュー集」をご覧ください。

よくある質問

バレーボールの指導者にはどんな用具が必要ですか?

十分な数の良いボール、空気入れと圧力計、ボールバッグまたはボールカート、コーン、笛、クリップボードまたは作戦ボード、ビブス、救急セットです。練習用具やボールマシンは後からでかまいません。

バレーボールのボールマシンはいくらくらいしますか?

大きな買い物なので、通常はクラブや学校が購入します。主要メーカーのマシンは、米国では約1,500ドルから4,000ドル超です。ほかの国では輸入業者、送料、税金によって価格が変わるので、地元の販売店に問い合わせましょう。

自宅練習に最適なバレーボールの練習用具は何ですか?

本物のボールと壁があれば十分に練習できます。ひとりでパスやトスを練習するならリバウンドネットを、持ってくれる人がいるならスパイク練習器具を加えましょう。

若いバレーボール選手にとってプライオメトリクスのトレーニングは安全ですか?

適切に指導・監督され、着地技術から始め、低いボックスや柔らかいボックスを使い、練習の間に休養日をはさんで段階的に進めるのであれば、専門家は安全で有益だと考えています。

バレーボールの指導者の救急セットには何を入れるべきですか?

緊急連絡先カード、手袋、瞬間冷却パック、包帯とテーピングテープ、消毒薬、はさみ、洗眼液、そして地域の緊急通報番号と最寄りの病院の救急外来の住所です。中身は定期的に確認しましょう。